弊社では、確定拠出型年金と言う制度をいち早く導入し、
平成21年1月1日から施行しています。
もうすぐ、10年になります。
この制度については、準備と申請期間がありますので、約1年がかりの作業でした。
勿論、厚生年金にも加入していますが、この制度は退職金としての積み立てと言うイメージです。
毎月、ある一定額を会社が拠出し、個人が運用しながら積み立てていく仕組みです。
実は、中小企業って、退職金が無いところがほとんどです。
大手にしても、退職金として財源を確保していた会社はありませんでした。
私は、大きくても小さくても、株式会社は株式会社!
スタッフの福利厚生を考えて行かなけれなならないのは、全く変わりありません。
安心して働ける仕組みを、しっかり作ろうと思っています。
でも、まだまだ満足の行くものではないと思いますが・・・
しかし、経営者は当たり前として考えて行かなければならない事です。
ここで・・・
私が自分自身で、常に感じている事なのですが?
私にも、サラリーマン時代がありました。今は、経営者として働いています。
現在も多くの組織の中で、経営側と社員側の温度差がかなりあると思うのです。
テレビでも、政治・スポーツ・会社で起こっている事を、頻繁に放送しています。
私が意識している事は、
サラリーマン時代に戻って、自分が社員だったら何を望むか?
そして、経営側に立って、組織を纏めていくには何が必要なのか?
全て、反対の立場になって考える事が出来れば、答えはそこにあると思うのです。
みんな、自分が可愛いから、自分を中心に考える事が多いと思います。
反対の立場で物事を考える事って、とっても大切なことだと思うのです。
商売でも考えてみましょうか!
皆さんも、イメージをしていただけると有難いです。
自分が、お客さんの立場だったら・・・
相手の会社の事はほとんど考えず、
安く買いたい・人を見る・不満だったら文句も言う。
きっと、私もそうだと思います。
でも、自分が仕事をしている立場だったら・・・
自分とお客様が合うか合わないかは、お客様しだい。
値引かれるのは嫌だし、経営が悪くなって給料カット ボーナスカットになるのは勿論いやだ。
仕事の立場になった売る側、お客様の立場になった買う側では、
全く相反する考え方が存在するのです。
まるで、二重人格になったように!!
うまく伝えることが出来ませんが、
「自分がその立場だったらどう思うか?」
を考えられれば、損をする生き方を防げるような気がします。
一番まずいのは、その立場になったらその立場しか考えない!
これって、嫌われますよね!! それどころか、格好悪い!!!
気を付けたいと思います。